処変れば品変る。
蛸を干した物など見たこともなかった。
これもブログで知り合いになった兵庫のfutaroさんから頂いたもの。
蛸をわざわざ保存食の干し物にするなんて元々大量の蛸が採れたのだろう。
風土の成せる業ということか。
一緒にタコ飯の作り方のレシピーが入っていた。
普段はいきなりアドリブで調理するが、今回は忠実に再現することにした。
ところでふと面白と思ったのは、干したイカは炙ってそのまま食べることが多い。
イカ飯を作るには、新鮮な生のイカに生米を詰めて煮上げていく。
それに対して、今回は干したタコから炊き込みご飯を作る。
私の経験不足のせいか、干しイカで炊き込みご飯は聞いた事がないなぁ~。
添付のレシピーを見るとタコ飯の作り方は、いたってシンプル。
簡単に言えば、炙ったタコを小さく切り、醤油・酒のタレに漬け戻し、そのまま米と一緒に炊く、それだけ。
これなら私でも作れそうだ。
まず干しタコ一匹(110g)をガスレンジで炙る。
(電子調理器の家ではどうするのだろう)
調理バサミで2~3cmに切り、醤油・酒各50mgプラス味醂のタレに漬ける。
暫く置いてふやけた感じになったら、米五合と炊く。
ゴボウも入れると美味しいと書かれているので入れる。
ただ塩加減が少し気掛かりなので、舐めて確かめる。
以前炊き込みご飯の塩加減は、澄し汁より少し薄いくらいがよいと教わった。
今回、まだ大分薄い感じだったので、醤油を追加した。
あとは電気釜任せ。
簡単なものだ。
暫くすると醤油と海系のいい香りがしてくる。
蓋を開けると湯気と香りが一斉に開放される。
タコ飯は、銚子産の鰹や長崎産のアスパラと一緒に食べました。
満たされた気分の食事でした。
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