知り合いが函館のスペイン料理屋バスクへ行った。
その人は料理を褒めることはめったにないのに、珍しく褒めるのでついバスクのシェフが出している本を買った。
このシェフは異色の人で、東京理科大を卒業後、大学の研修室で助手として勤めた後、料理人を志した。
そんな理論派のシェフが出した本は、嬉しいことに肉の煮込みやパエリャがオーブンを使っていた。
今年の私の目標の一つがオーブンを上手に使うこと。
まさに願ったり叶ったりの本だった。
私が以前パエリャを作った時は、ガスの火で炊いていった。
結構水分は蒸発するし、下の米と上の米では火の通りに違いがあり、難しいものだと思った。
その点、本ではアルミホイールで蓋をしてオープンの中で炊き上げている。
これなら上手く出来そう。
肉の煮込みは、動物の種類で火の強さ、調理時間が違いそれぞれ柔らかく出来ていそう。
鶏→250度、1時間
鴨→230度、2時間
子羊→250度、2時間
豚足の赤ワイン煮などもりあり、綺麗な写真を見ているだけで飽きない。
この本に掲載されている料理は、あまり飾らず見た感じの派手さはないが、時間を掛けしっかり味付けされた力強いもの。
これなら自分で作ってみようと思えるものが多く、週末にはワインを飲みながらゆっくり調理・味を楽しみたい。
バスク
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