土曜日からの三連休。
庭の掃除をし、カトレアを買いに行き、コーヒーを焼き、昨日はタルトタタンも作った。
まだ上手ではないが、美味しくは出来た。
秋からあまり週末ゆっくりしなかったので、のんびりした。
折角だから小説も読んだ。
小説を読むのは楽しみもあるが、文章を上達するには必須。
文章の下手な人はまず本の読み方が少ない。
あと読む時意識して、作者の文章の作り方を追うと見えてくるものがある。
テキスト・参考書としての小説ってところかな。
土曜日に百瀬しのぶ著・『おくりびと』を読んだ。
夢破れた主人公の楽団員が、東京から故郷山形・庄内地方に戻り全く縁も無い納棺師の仕事につき、成長していく様を描いたもの。
私は仙台にいたとき、庄内地方へは時々訪れ、その広々した風景が目に浮かぶ。
柔らかな文章使いから、主人公・その妻の優しさが伝わり、ほのぼのした。
また普段日の当たること少ない納棺師という、つい忌み嫌われそうな仕事の意義を教えられ頭が下がった。
こう云ういい原作だったから、映画化され国際映画祭でグランプリを受賞出来たのだと思う。 文庫438円。

昨日は宮部みゆき著『おそろし』を読んだ。
全429頁、読みでがあった。
でも食事の時間がもったいなくらいに面白かった。
上手な訳者がいればノーベル文学賞も狙えるのではないかと思った。
川端康成がノーベル文学賞を受賞する前にその小説を読んでいた。
ノーベル賞の審査員は西洋人。
日本語を読めないので、一旦英訳しなくてはならず不利。
日本人が文学でノーベル賞を受賞することないだろうと思っていたので驚いた。
『おそろし』の主人公おちかは17才の娘。
心に傷を負い実家に住めない。
江戸の叔父夫婦の商家に身を寄せている。
叔父がおちかの為に不可思議な体験を持つ人々を呼び、体験を聞かせる。
それぞれが短編小説のようになっているが、また最後で収束して大団円と向かう。
1,700円したが激安と思った。
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