最近我が家のアイスピックは大活躍。
今までは数年に一回位しか出番が無かったが毎日使い回されている。
急に昔のことを思い出す。
私が子供の頃、氷は氷屋から買ってきた。
氷は一貫氷と云われる大きな物。
重さの単位のようだ。
それを錐(キリ)で突いて割っていたような気がする。
あまり昔のことなのではっきりしないが、自宅にはアイスピックは無かった。
錐とアイスピックは、先端が尖った同じ様な物だが本来の使い方は決定的に違う。と云うことに昨日気が付いた。
アイスピックの底部が金属になっていることに、昨日改めて思い及んだ。
当然、これには理由があるはず。
これに類似の道具は鑿(ノミ)だ。
鑿は金属リングがはめてある。
もう理由は分かりましたね。
アイスピックは、元々は槌(つち)で打って使う道具だったようだ。
家庭で使う位の小さい氷なら突いてもよいが、もっと大きな氷を割るとき、突いていたら氷の目を外すこともあるだろうし、力の入り具居合いも加減しづらい。
また氷に当たる角度を間違えれば、針先が傷むかもしれない。
だから効果的に氷を割るには槌で打っていたのだろう。
と思った。
右下 Commentsに、私の知らない話を頂きました。
是非参考にして下さい。
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