
思ってもいない収穫物だった。
キシメジと思っていたキノコがよく似たシモコシだった。
私が初めて聞かされたシモコシは、海岸の松林の地中に生える特別美味しいキノコ。
その名前は漢字で霜越。
名前の通り冬霜が降りる頃、霜を下から起こすように発生する。
ただ発生する数も少なく、地中に発生し松葉の下に隠れているので探すのが極めて困難と教えられた幻のキノコ。
後年、仙台で一人でキノコ狩りを始めたのも、このシモコシをどうしていも採りたかったから。
初めてシモコシを採ったのは、私がホームベースにしていた宮城県南・名取の海辺の防風林。
12月のみぞれ交じりの雨の中だった。
その年最後のキノコ狩りと思って合羽を着て、林の中を歩き回っていた。
見たことの無いやや大振りの黄色いキノコが、雨に打たれて数個並んであった。
それまで何回か探したが見つけられなかったキノコ。
すぐにシモコシと分かった。
周囲の深い松葉を退かすと笠の開いていない幼菌も複数見つかった。
今回福島でシモコシを採った。
でも引率してくれた地元の専門家が、苦味のあるキシメジ、煮こぼしてから調理と言われ全く疑いもせず思い込んでいた。
シモコシと苦味のあるキシメジでは、調理のしかたも違う。
知らされた時、幸い私は忙しく、まだシモコシは殆ど手をつけていなっかた。
虫だし・ゴミ取りを終え、

鶏肉・玉ネギと炒め、
グラタンにしました。
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