昨晩、映画を家族で見に行った。
妻は先に見たので、残りの家族で行った。
『東京タワー』、映画の作りは長くて間延びし過ぎ。
焦点が甘い感じがする。
でも母親思いの息子の話でそれなり良かった。
我が家とは大分違うと妻も思っただろう。
それでは本題。
今まで新しいボルドーワインは飲まなかった。
でも人間何時何があるか分からない。
昨日UPしたシャトーマルゴーの元の持ち主も、自分が飲まずに死んでしまうなんて思わなかっただろう。
出来るだけ、囚われず飲むことにした。
このワインは、AOCがマルゴー村。
格付きではないが、実力あるワインとして通は知っている。
2003年にブルジョワ級の見直しが行われ、このワインは厳しい審査を通りブルジョワ級に選ばれている。
面白いのは毎年ラベルがムートンの様に変わること。
裏ラベルには、画家の説明されている。
今回はスペインのPaco Rabanneが描いているそうだ。
2003年は、ヨーロッパが灼熱に覆われた記録的な年。
各地で農作物の被害や死者が増え毎日のようにニースになった。
その分ブドウは良く熟し、良いワインが出来ると宣伝された。
私もその宣伝に釣られた口。
ただ急激に熟したため酸の減少も早くバランスが悪いとの意見もある。
それでは開けてみます。
当たり前だが、コルクが新しいので開栓は簡単スムーズ。
色は極めて濃い赤紫。
香りはラズベリーの様な新鮮な果実香。
まだしっかり新鮮な感じ。
かなり渋い。
タンニンの渋さが階段のように波状的に感じる。
だらか私は10年未満のボルドーは飲みたくなのだ。
ボディーも期待した2003年と云うのに、それほど厚くは感じない。
やはり何かバランスが悪い。
今暫く寝かせば良くなるのかも知れない。
シャトーシラン、あと何年寝かせるか。
知らん。
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