土曜日に満を持して飲んだワイン。
これはあるコレクターの方が遺されたワインストックの整理を手伝って頂いたワイン。
世紀の当たり年と言われた1982年のボルドーワイン。
私も五級のCh.カマンサックを1ダース購入し、飲み切った覚えがある。
あのワインは、五級ながらかなり良かった。
今回頂いたものは、1984年からサントリーが所有する三級ワイン。
大分格が上がる。
ただサントリーが所有する以前は、大分荒廃した状態だったらしい。
ワインの質に差があるか気になって、お願いして頂いた次第。
既に25年を経過したワイン。
飲む前一週間、瓶を立て澱を沈めた。
コルクの寿命もそろそろやばい。
万全を期して、キャプシールも全部外し作業を見えるようにする。

怖いので最初から二又オープナーを使う。

どうにか上手くコルクを抜くことが出来た。
この前開けた
99年物よりコルクが長い。
もし普通のソムリエナイフでは、コルクが柔くなっていたので上手く抜けなかった可能性が大きい。

ワインをデカンタに移した。
底以外にも大量の澱が瓶の内側に付着していた。
流石に年代を感じさせる。

知らない人は、古いワインの澱を沈めたり、デカンタでワインを眠りから目覚させない。
当然、美味しくワインを飲めるはずがない。
そんなところが、古ワインを飲む難しさ。

色は既にオレンジ色が濃く出ているが、まだ色素が十分残っている。
上手く澱が沈み、濁りがない状態でグラスまで持ってこれた。
香りは古いワインだけが持つ、落ち着ききった森のしっとりした感じ。
これはキノコ狩りで入った、暗めの森のイメージ。
新鮮なフルーツの香りは微塵もない。
香りの濃さもあり、私は好ましいが飲み慣れない人には取っ付き辛いかも。
一口くちに含み、空気を入れジュルジュル、ジュルジュルとワインと空気を混ぜ合わせる。
澱になっていないタンニンの渋みがまだ残っている。
コクや柔らかさがあまりなくボディーもやや物足りない。
複雑さや飲み応えも弱い。
確かに悪いワインではない。
82年の格付けワインなのに、ただ感動がないだけ。
CH.マルゴー1970
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