昨日は、妻が休日出勤。
長女はバイト、長男は受験体制、次男も塾に行ってそれぞれ忙しい。
私もアントンのワインリストの為にラベルをスキャンしたり、コメントもそれらしく書いたり、することは色々あった。
ただコーヒー豆を焼いたり、買い物をしたり、洗濯物を取り込んだり、夕飯の用意もしなくてはならず、それなりに家庭の為にも働いた。
夕飯のおかずは、前日のブリ大根に味が染みたはず。
もう一品で、シュウマイを久しぶりに作った。
豚バラ肉をフードプロセッサーで挽き、玉ネギ・卵を合わせ、ごま油・醤油などで味付け包む。
包むと云っても、餃子や肉まんのように、閉じていないので不器用な私にはうってつけ。
蒸すのも、餃子を焼くより簡単。
今度から、妻に夕飯を頼まれたらしばしば作ろう。
それではワインの話。
以前、東京・中目黒のイタリアン、
ルーナ・ロッサへ行った。
その時は、白をグラスワインにして、赤をフルボトルで飲んだ。
その白のグラスワインが極めて印象的で忘れられない。
ただグラスワインだったので、ラベルも貰わなかったし、銘柄も聞かなかった。
微かな記憶では、イタリアワインで品種はソービニヨン・ブラン。
何がそんなに印象的だっかかと云うと、香りが溢れるばかりの白桃の甘い匂い。
それに飲むと、やや甘く感じるがしっかりした辛口。
サッパリした後味で、料理も生かすし飲み心地が良かった。
それまでトロピカルな香りや柑橘系の香りの白ワインは良く飲んだが、白桃は初めてだった。
何時かは、同じイタリアワインにまた回り逢えるのではと思い続けていた。
そうしたら全く同じ印象の白ワインを1ダース自分で持っていた。
私は毎年ボルドーワインを何ダースか先物予約で購入している。
その殆どが赤ワイン。
2000年は、ミレニアムなんて言いがかりを付けて、値段が高騰した。
つい例年よりランクを落としたワインも買わざるを得なかった。
普通ボルドーの有名銘柄は、赤ワインと相場が決まっている。
Ch.ラフィットもラトゥールも赤のみ。
まあ私はそんな高価なワインを買うわけではないが…。
その2000年購入の安い赤ワインにCh. MARJOSSEがあった。
まあデイリー用に購入したもので、それ程意識していなかった。
翌年、また先物予約のリストを見たら、同じシャトーの白があった。
折角だし、安いので買ってみた。
ただ例のごとく10年寝かすために酒蔵へ置いてあった。
昨年秋に、ワインのローテーションをしに行って、まだ早いが白なので試しに持参した。
そしてこの週末、飲んで驚いた。
溢れる白桃とフリージアの香り。
口に含むとやや甘いが、酸が隠れていてサッパリした後味。
あの時と全く同じ。
2001年物なのに、すこぶる新鮮。
まだ11本あるので、何時か飲ませますよ仙台のMさん。
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