10月のキノコ狩りの帰りに栃木県黒羽を経由した。
前々から黒羽町には鮎などの川魚の専門店があると聞かされていた。
その店では、焼き鮎を売っているので、すぐその場で食べられるそうだ。
何年もキノコ狩りの車中でその話を聞かされ続けた。
同じ話を聞かされ続けると、とんでもなく美味しそうに思えてくる。
何時もキノコ狩りの車中では食べ物の話が多い。
そして帰る途中によるケーキ屋、湯葉屋などそれぞれ異なるルートを持っている。
今回の鮎の道は、何回か通っているが遅くなりすぎ店が閉まっていたりで私は初めてだった。
店で味のカリスマIさんのご馳走で焼き鮎をもらった。
店の人は頭から食べられますよと言い、皆かぶりついている。
私はこれはどうも。
確かに頭から食べられるが美味しいとは思えない。
可食であって美食でない。
少なくとも私はアザラシではない。
鮎で思い出すのは仙台にいた時、お客様の一人に鮎釣りだけをする人がいた。
いろいろ話をすると私が食べ物に興味があると分かり、街中の広瀬川で釣ってきた鮎をくれた。
その鮎はオレンジ色が綺麗な落ち鮎だった。
同じ宮城県でも中新田の養殖鮎と違い脂も少なく、香魚の異名どうり大変美味しかった。
そんな思い出の鮎と比べると、今回のイメージ先行の焼き鮎の味はちょっと負けていた。
お土産に買っていた鮎の甘露煮は、鮎独特の香り味は?ですが、それなりにおいしかった。
高橋商店
栃木県大田原市黒羽向町3
0287-54-0105
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