このブログ野菜が多いので、私のことを野菜が詳しいと思うかもしれませんが、果実はその何倍も詳しい。
その中でも得意なブドウ。
今日はデープに。
それでは、始めます。
大きくブドウの系統は二種類。
・ヨーロッパ系
・アメリカ系
品質が良いのがヨーロッパ系で、ワインもこれから造る。
全世界的に、このブドウが作られている。
アメリカでもカルフォルニアなどワイン産地は、このヨーロッパ系。
それに対して、日本ではアメリカ系、アメリカ系雑種。
有名な種無しデラウエアは、アメリカ系。
主力の巨峰は、アメリカ系の血が入った雑種。
理由は、アメリカ系品種はヨーロッパ系に比べて雨に強く、日本の気候に適応しやすい。
ただし独特の香りがあり、ワインには不向きと云われている。
アメリカでは、ジュースにした場合、この香りが好まれる。
嗜好ですからこの香りの絶対的な評価はつけ難い。
私は×ですが・・・。
そして今日のリザマート、ウズベキスタン原産の純ヨーロッパ系。
その中でも特に皮の薄い、雨に弱い品種。
雨が降ると、根が雨を吸い、果実にも水分が急激に増えるので実が膨らみ皮が破ける。
そしてそこから腐敗する。
山形の高畠で一軒栽培している農家を知っていた。
まさか千葉にも栽培しているところがあるとは思わなかった。
ただしここも木は一本だけ。
ビニールを掛け、栽培しているが結構雨でダメージを受けている。
この品種は、皮が薄いのでそのまま食べられる。
甘味みは強くないが酸味も少ないく上品。
非常に風味がある。
そして早生で、形・色が綺麗で写真向き。
滅多にないと思いますが、見かけたら躊躇無くトライです。
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