イヤァーこれは、UPしても良いのか非常に悩めるお煎餅です。
SpiritChasersちゃんが前に言った幻の煎餅。
今度の新担当の我が在住の佐倉市。
その佐倉市のお客様Sさん。
その従業員の方が、私のブログのネタ用に食べさせてくれる。
ところがこれがトンでもなく入手困難。
まず毎月1日に、お店に行って予約。
遅い時間に行くと、それも締め切り。
そしてそのお煎餅が、入手できるのが翌月。
たとえば、今回は4月27日に入手したのですが、予約はまだ寒い3月1日。
これでは、私のブログを見て食べたいと思っても、遠方の人はどうにもならないですよね。
これで思わせぶりに書いたのでは、ただのイヤミですが、それでも書かなくては、なりません。
何故なら3枚も食べさせていただいた上に、従業員の方の自家用の一袋もそのまま頂いてしまったのです。
つい私が煎餅好きを連呼したのがいけないのかもしれません。
それではそろーと始めます。
まずお店ですが、JR佐倉駅の北口を市内中心部へ行く感じで、歩いて3~4分位ですかね。
見た感じ普通の、ぱっとしない田舎の商店ですね。
まあ臼の絵と『甘から煎餅』の幟が目を引きますが、駐車場も無く、細い道路なのでなかなか見つけにくい。
とても幻の煎餅を売って儲けているように思えない。
奥ゆかしいのか、儲けるのが下手なのか・・・・。
(隣の魚屋も大分そそられた。そのうちUPします)
煎餅ですが、まずピカピカのテカテカ。
持った指がべとべとする。
写真からもその感じは分かると思います。
しかし以前は、もっと粘着質で煎餅同士が、接着して離れなかったと言われる。
見るとコーテーングの醤油に濃淡がある。
煎餅の本体には黒ゴマが混ぜられている。
それでは一口。
比較的硬さは十分だか軽い口当たり。
餅の密度が少し希薄。(もち米にうるち米もブレンドかも知れない)
その分、硬さと脆さが共存するので食べやすく、個数がすすむ。
味は醤油ベースに砂糖。
甘からと書かれていますが、からしの類は一切使用されていません。
砂糖が貴重品だった時代には、よくあった味。
私も子供の頃、正月の御餅で砂糖・醤油を付け焼きしたものを食べたことを思い出す。
またこの発展系の商品として、ザラメ砂糖や粉砂糖をまぶしてある煎餅もあった。
今あらためて食べると、噛んだ瞬間に歯に引っ付く感覚もある。
また甘さも砂糖だけではなく、味醂も多いような気がする。
きっと水あめも使っているのだろう。
だから焼きあがっても、ネトネト感が持続すると思う。
ついもう一つ手が出る。
この記事を書いていたら、子供の中で一番味の分かる長男が顔を出したので、一枚食べされると「凄く美味しい」と言う。
やはり違いが分かる奴だ。早く隠そう。
岡田屋本店
千葉県佐倉市表町3-8-11
043-484-0155
(文字数1,125)
飲食店リストへ戻る
お薦めページ トップページ