十四代・別撰・純米吟醸
昨晩も、銚子で地元天然トラフグをウンザリするほど食べ、気持ち的には今シーズンはもう終了。美味しいものでも多過ぎると、有り難味がない。と云うわけで昨晩は銚子に宿泊。今日のお弁当のUPは出来ません。(以前、無しと書いたら、妻から作っているのにと散々愚痴られました)
今日は12月26日のブログ「十四代を買う方法」で紹介した十四代の純米吟醸酒です。
最初に金曜日に飲み、土曜日に飲み切りました。
梨の幸水やラ・フランスのような香り。
あの偉大な400年記念の「日本響」にも通じるしっかりした吟醸酒。
ブラインドで出されても山形県の吟醸酒と分かるかも。
ある程度、精白度を上げ、吟醸作りをすると地域が近いと大分似てくるのかもしれない。
特別の感慨や感銘はこの酒から受けない。
本当のことを云うと、もうあまり吟醸酒は飲みたくない。
とここまで書いて、出羽桜・吟醸酒のことを思い出して、慌てました。
前の12月26日のブログで、この十四代を他のお酒と比較すると書き、金曜日にこの十四代を開けた時、出羽桜・吟醸酒に似ていると思い、午前中に買ってきたものです。
(この出羽桜は、昨年にもちょうど2月に飲んでいるので思い出があります)
夕食の用意や人にあげる印刷物、明日の料理などを考えていて完全に忘れていました。
(因みに夕飯は、・豚バラの焼肉・トン汁・聖護院大根の煮物・厚揚げを焼きかつお節をかけたものを用意して妻の帰宅を待ちました)
そして両者を比較するべく、出羽桜・吟醸酒を注ぎました。
感想の前に、両者のプロフィール比較
十四代
純米吟醸酒、精米50%、生酒、原料米:不明、瓶詰:11月、アルコール度15%
出羽桜
純米吟醸酒、精米50%、生酒、原料米:出羽燦々、瓶詰:12月、アルコール度15~16%
見ていただければ分かるように、内容は殆ど同じです。
そして両方とも同じ山形県村山地方のお酒です。
吟醸作りでは、はるかに出羽桜の方が歴史があり有名。
(私の11月15日のブログ)
そして出羽桜を黄瀬戸の抹茶ちゃわんに注ぎ、飲み比べました。
(我が家では、冷酒は備前焼の抹茶ちゃわんか、この黄瀬戸で飲みます)
声を上げて驚きます。
「違いが分からない」
アルコールの生涯摂取量では、私に負けない妻にも飲ませます。
同様の反応。
味のDNA検定があれば、少なくとも80%以上の同一性を認める。私的には85%以上。
少なくとも、この両瓶の場合、結構お酒を飲みなれた人でも一緒に飲んで、差を感じないほど似ていて、別々に単品毎飲んだなら、全く問題なく入れ替わることが出来るでしょう。
フィギアースケートの規定種目で、同じ程度の実力の人が、同じコスチュームを着て、同じジャンプや滑りをさせられたようなものでしょうか?
但し、入手の困難さ値段の差は、かなりありました。
出羽桜4合1,428円
十四代4合は、別銘柄の朝日鷹1.8L(1,995円)×2本と抱合せで6,000円支払う。
以上です。
(文字数1,211)