いつも通勤途中、ある畑の赤ピーマンが気になっていた。
毎年のことだが、その畑は赤く熟したピーマンをそのまま成り腐りにしていた。
今朝は出発が遅く、その畑の前を通りかかると、ご主人らしき人が畑作業をしていた。
一旦通り過ぎたがUターンし、普段から積んでいるビニール袋とハサミを持参し「赤ピーマンを売って下さい」と声をかけた。
ご主人らしき人は、一瞬何事かと戸惑っていたが、私の話を聞くと「どうぞご自由に」と快く許可をくれた。
いざ赤ピーマンを採ろうとすると、最近の夜露のせいか半数以上が傷んでいた。
それでも元の数が多いので、選んでいくと結構良さそうな物もあった。
ただあまり多く採っても食べきれなかったら意味がない。
適当なところで終了し、再度ご主人らしき人にお礼を述べる。
笑顔で手を挙げ応えてくれた。
赤ピーマンも腐らずに、食べられることを喜んでいるようだ。
トップページに行く