私が一番好きな果物はたぶんブドウだと思う。
勿論ワインの原料だから好きと言えるが、食べる果物としても大好物だ。
ただヨーロッパ系のワイン原料ブドウと同じ祖先を持つブドウが好きで、デラウエアなどのアメリカ系ブドウは好まない。
理由は、独特の匂いが好みでないからだ。
だから巨峰から派生したブドウ群もあまり好まない。
もう一昨年になるが初めてシャインマスカットを食べた時には、本当に驚いた。
甘い。
タネが無い。
粒が大きい。
皮ごと食べられる。
マスカット香があり、アメリカ系の香がしない。
まさに完璧のブドウと思った。
当時、ブドウの新品種のチェックをしていなかったので、いきなり足元をすくわれた感じがした。
今日スーパーに行くと、今まで一番小粒で、黄ばんだシャインマスカットを見つけた。
一般客は敬遠する見掛けだが、私は甘いブドウの特徴を見逃さず、即座に買い物かごに入れた。
小粒の物は4gなく、大粒でも10gに満たない。
シャインマスカットとしては小さい。
糖度は20%を超える。立派。
肉質も固めで歯応えがあり、食べた感じがする。
ロザリオ・ビアンコも良い緑ブドウだと思うが、種子があり、香が無いので将来シャインマスカットに、追い抜かれるような気がする。
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