昨年末ある方の自宅パーティーに呼ばれた。
すっかりご馳走になり、楽しい時間を過ごした。
あまり気持ちよく酔っぱらい、電車を乗り過ごし、終電も逃し、結局帰宅出来ずに成田のホテルに泊まったとオチまで着いた。
そのパーティーのお返しを4月に我が家で予定している。
ワインは、この前宮城から持って行きたのでしこたまある。
料理はフランス料理と中華を中心に考えている。
手伝いもいるのでどうにかなりそうだ。
皿は、大皿がいっぱいあるので大丈夫だろう。
ワイングラスもお客用を出そう。
などと考えていて、ふとナイフ・フォークの数が気にかかった。
確か家には、家族の人数分ぐらいしかナイフ・フォークがないはず。
かと云ってわざわざ4月のパーティーの為にナイフ・フォークを買うのも少し勿体無い気もする。
この前ケーキ用具を探し、戸棚の高い位置をあさった。
普段意識しない平らな箱が気に掛り、下してみた。
正面を見て思い出した。
今使っているヘンケルスのナイフ・フォークのスペア用に同じセット一式を買っておいたものだ。
もう20年以上も昔なので、すっかり忘れていた。
これでお客様には、新品のドイツ製のナイフ・フォークで食事を取ってもらえる。
街のレストランのナイフの切れ味の悪さを実感するだろう。
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