本当は二週間に一回は行きたいフレンチのお店。
でもタイミングが合わず三週間ぶりの訪問。
私は既に常連扱いなので、ランチメニューにない子羊を勧められ、500円追加してそれを頼む。
その分スープ(400円)は止めにした。
前菜はまだ食べていない自家製スモークサーモンにしようかと思ったが、期間限定の豚タンと里芋のサラダにした。
タンはしっかり塩蔵してから茹でた感じ。
臭みもなく、さっぱりしたハムを食べているようだ。
下に惹かれ冷たい里芋には酸味の利いたドレッシングがかかっている。
メインは面白い。
辛い羊肉のソーセージ。
それもクミンなどのスパイスを利かせている。
それに骨付き子羊の焼いたもの。
表面はフライパンで焼いているが、本焼きはオーブンのようだ。
ふっくら柔らか。
火の通りも絶妙。
肉の下には炒めた玉ねぎ・輪切りのトマト・ズキーニが敷かれ肉汁を吸い美味い。
シェフが私に食べさせたかったようだ。
デザートはこの季節定番のタルトタタン。
私も米沢で紅玉を買って来たので週末に作る予定。
エスプレッソはもう聞かずに出て来る。
今日は店に入ったのが1時40分過ぎ。
2時がラストオーダーなので客も他に一グループだけ。
それも程なくして帰った。
そうなると女性店員の人も話かけて来るし、コーヒーが出るとシェフも顔を出す。
ついコンフィーの下に溜るジュレの使い道や、パテ・ド・カンパーニュに使う網脂について質問をする。
他にも疑問に思っていたソースの作り方など色々教えて頂けた。
なおシェフは、見習い中の若い職人レベルではコンフィーのジュレの使い道なんか考えもしないだろうと私の質問に驚いていた。
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