二日目、以前私がオオムラサキアンズタケを採った山へ行く。
この山は隣山を大きく伐採され、それから風向き等環境が変化し、以前に比べキノコが少なくなった。
今日も私はアミタケが若干採れたくらいで目立った収穫がなかった。
小次郎さんや他のメンバーもホウキタケを少しプラスしたぐらいだ。
そういえばGPSの威力は絶大。
メンバーの男性の中で私だけが子供の頃山遊びをしていない。
だからと思うが、私は山の中に入ると方向感覚・地理感覚がうまくつかめない。
今までも何回も山で迷い、怖い思いをした。
怖いだけならいいが、
他人に迷惑を掛けるのが心苦しい。
そこでGPSを買い、使い始めた。
GPSも色々あるが私が買った物は、単機能で低価格。
遭難防止だけに機能を絞った。
山に入る時、入口でセットをすると、そこを起点として距離と方向を示すだけ。
電源も単四電池二本で済むので楽だし、電気消費量も少ない。
今まで山で仲間と離れるとビビったが、今回は全然心配なく自分のペースで進めた。
尚SONYの最新山ナビを見たが50mが最小スケールで、キノコの発見場所のピンポイント登録にはほど遠かった。
本格的な地図を見ながら登る山歩きには適しているのかもしれないが、ランダムに近場を歩き回るキノコ狩りには、過剰な装置のように思えた。
次に牧場が見えるキシメジが採れるキノコ場へ行くがここも全然ダメ。
今回は数年来の不作で、昼飯を食べて早々にカエル。
つづく
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