久しぶりに本当に美味しいうなぎ屋を知った。
今日は同じ松戸市を担当しているYOUICHI君と昼に打合せをしようと思い、ゆっくり出来るのでうなぎ屋へ行った。
前々からYOUICHI君にお勧めの店と言われていたので、提案に乗ることにした。
お店は小さく基本予約制。
ご主人一人で全てを行っているので、7人も入ると貸し切になる。
私達二人は一時間前に予約を入れ、雨の中定刻に伺った。
店は小さくカウンターに三人、テーブルに四名というところか。
私達の席はカウンターに用意され、目の前でご主人が調理を行う。
これだけしっかりしたカウンターのうなぎ屋は珍しい。
まるですし屋の様だ。
そのカウンターに収まるご主人は、高倉健を彷彿させるプロのオーラが出ている。
うなぎ以外にフグを扱う。
日本料理全般を修めたようだ。
あまり込みいった話はしなかったので、詳しくは知らない。
うな重で3,675円。
普通のうなぎ屋としては、可也高いような気もするが、値段に見合う価値は十分にあると思う。
ご飯は注文を受けてから来店に合わせて炊く。
うなぎは、白焼き・蒸しまではほぼ終了。
客の顔を見てから、つけ焼きを始める。
今日も私は何時ものごとくうなぎを焦がすよう、焼き方を注文する。
見よ、出て来たうなぎの焼きっぷり。立派。
今まで色々な店で、何回も焦し気味に焼いて欲しいと注文しても、これ程肝の据わった焼き方はなかった。
唯一私が焦すうなぎが好きになった店で、注文なしで出て来たうなぎの焼き具合が、こんな感じだった。
この店を褒めたらキリが無いが、客一人ひとりをもてなそうと気配りがされている。
例えば割り箸。
ご存知の通り箸は、どんなに素晴らしい塗箸より、一回限りの割り箸の方が格が上。
ただ割り箸は、乾燥しているのでそのまま使うとご飯がくっつき易い。
それを防ぐため、最初に箸を使い、汁を吸うという作法がある。
ところがこちらのお店では、割り箸を蒸した布で包み適度な湿り気を与えている。
そしてうなぎの提供と一緒に包みから箸を取り出し、渡してくれる。
器が素晴らしい。
私も本場・岩手県二戸市
浄法寺へ漆器を買いに行った事があるので判るが、今までうなぎ屋で一番高級なお重だった。
お重の蓋を触ると手の内側に吸いつくような、赤ん坊の肌のような感触。
うなぎの味は、今更書くと野暮になる。
一言だけ「素晴らしい」。
その上、仕上げに肉まんならぬ、うなぎ饅頭まで出される。

こんな素晴らしい店を新しく知ると、短い人生だがまだ簡単に終わらせる訳にはいかないと、つくづく思う。
う奈ぎ道場
千葉県松戸市栄町4-242
047-703-5111
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