ワインセラーの中には、貴腐ワインが2本とアイスワインが1本。
ただ貴腐ワインは750mlのフルボトル。
アイスワインは、375mgのハーフサイズ。
流石に三日連続の極甘ワインは辛い。
今回は、ハーフサイズにすることにした。
これは成田のブリジストンちゃんから貰ったドイツ土産のアイスワイン。
アイスワインは、ブドウの収穫を極限まで遅らせ、果実が氷点下の気温の中、氷結した状態で収穫し、そのまま搾った果汁から作るワイン。
氷は純粋な水の部分なので、残った果汁に糖分が濃縮され、極甘口ワインが完成する。
ただこのアイスワインは、ブドウの木に大変負担を掛けるので、翌年の収穫を諦めるらしい。
また収穫も氷点下ということで、日の出前に行い人間も負荷がかかる。
出来たワインは、貴腐ワイン同様極めて甘いが、このアイスワインの方がピュアな感じがする。
ただ熟成からくる複雑さは、貴腐ワインの方がカビの助けを受けている関係上、コクが強いように思える。
あと地球温暖化の影響で、ドイツではアイスワインの産地が減少していると聞いた。
このワイン、糖度18.2%。
貴腐ワインと同様の甘さ。
飲んでみると原料のリースリングのせいだと思うが、グリーンな感じが若干混じる。
何か、貴腐ワインに比べて端正な感じがする。
なかなか美味しい。
最近ブリジストンちゃんに会っていないが、元気しているかな?
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