早いものだ。
子供が成人したら飲もうと購入して貯蔵・熟成させたボルドーワイン。
もう最後の子供が生まれた年も20年を超えた。
偶然だが三人の子供それぞれの年が、当たり年と言われている。
1986,88,89年。
今回は89年のCh.レゾムル・ド・ペズを飲んだ。
まずコルクが少し危なくなっている。
古ワインを開けるのは難しいので私が開けることにしているが、つい何時ものようにスクリュータイプで開けると、コルクにひびが入り栓抜きを失敗するところだった。
このワインも一ダース購入してまだ10本近く残っているので、今度から気を付けよう。
色は少しオレンジが混じるが、濃い小豆色をしている。
香りは肉感的で、私の好みの熟成感もある。
まだ枯れた感じはないが、かといって角ばった感じも既にない。
まさに飲み頃のボルドー。
ステーキや赤ワイン煮込みに合いそうだが、昨日は長男が自宅で食べる最後の夕食。
刺身や煮魚などこれからあまり口にしないだろう料理にした。
それにしても子供と一緒に飲もうと寝かせたワインだが、結局子供は誰もワインを飲まなかった。
長男は夜のバイト。
長女はワインに興味がない。
次男はあとで飲むと言ったが、結局飲まない。
子供は親の思った通りに育たない。
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