たまには採ってきたキノコの料理も紹介しょう。
特に美味しいハツタケご飯。
キノコにはそれぞれ合った料理がある。
ナメコなら味噌汁やナメコおろし。
松茸なら焼きや土瓶蒸し。
それぞれの特性に合わせて調理される。
今日紹介するハツタケは、初心者でも毒キノコと間違えることのない極めて安全性の高いキノコ。
義母も子供の頃ハツタケは採ったと言っていた。
成田の知り合いもハツタケだけは採るが、他キノコは気味悪がって全く採らない。
ハツタケの生えている場所は、松があり比較的陽が当たるところ。
道端や芝生など人間の生活圏内で見つけることも多いので昔から親しまれてきた。
芭蕉の俳句にもあるそうだ。
発生時期は、夏の終わりから秋の後半まで長い。
頂上の色はピンクから白っぽい肌色まで、色の幅がある。
傘の裏にヒダがあるが、つばはない。
足は太く短い。
特に他キノコとの鑑別点は、青緑のロクショウ色に変化する事だ。
この色の変化は、見た感じ毒々しいが、全く問題ない。
他の似たような変色する毒キノコがないので安心だ。
そしてこのハツタケは、旨味がたっぷり。
アミノ酸を多量に含んでいる感じ。
ただ肉質がボソボソするのでそのまま食べるより刻んだ方が良い。
特にご飯は最高に美味しいとされている。
まずキノコを水に漬け虫だしをする。
その後、醤油・酒・砂糖で煮る。
煮たキノコを細かく刻む。
あとは炊きたてのご飯に煮汁と共に混ぜるだけ。
簡単だ。
初心者向けの初茸。
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