この前山菜狩りで群馬県片品温泉へ行った。
地方へ行った時、地元の酒を買うのも楽しみの一つ。
初日の山菜狩りが終了し、宿へ引き上げた。
皆は温泉へ直行したが、私は大工の棟梁Tさんにお願いして地酒の看板があった酒屋まで送ってもらう。
その店は初めて入る店だが、意外にもワインの方が充実していた。
ワインも見たいがまず、自分用に地酒を一本購入。
それ以外に宿の部屋で飲むように四合瓶の日本酒を物色。
ただこの店、地酒の看板がある割りに地元群馬の酒は殆どないに等しい。
新潟や東北など全国の有名地酒の方が圧倒的に揃っている。
これは卑怯ではないか。
温泉に来る観光客が相手なら、地元の酒を充実して欲しい。
大工の棟梁Tさんは、関西(?)の梅酒と函館の桃ワインを購入した。
私は結局部屋で飲む用のいい地元の酒が見つからず、ふと見たフランスワインを購入することにした。
すぐ飲む用のワインを購入する時、ラベルで最初に見るのは年号。
10年以上経過していると購入候補。
次にチェックは値段。
飲む状況にもよるが、2,000円以内でいきたい。
高くても3,000円以上になることはない。
高くて古いワインは、保存状況が判らないので手を出さない。
高いワインは出来るだけ新しいものを購入し、自分で保存することにしている。
今回のワイン、税込みでも2,000円以内。
年号も1998年で11年経過。
AOCは知らないがフランス物なので期待は持てる。
店の中が暗かったので、滓の確認は出来なかった。
宿に戻り温泉に入る。
お湯はぬるくてなかなか体が温まらない。
つい長湯をしてしまう。
後からTさんが来て、さっさと出て行く。
部屋に戻るとエガちゃんはいない。
ヒロオさんの部屋で酒盛りが始まっていた。
千葉から持参の日本酒やTさん購入の梅酒・ワインが開いている。
ピーナッツやお菓子をつまみに本格的に飲んでいる。
アルコールに強いメンバーが揃っているので、簡単に三本の酒が空になる。
私がワインを持ってくると、勿体無いと夕食に時に飲むことになった。
宿でワイングラスを借りる。
ワイングラスとは名ばかりの足つきグラス。
ワインの質を見極めるレベルの物ではない。
まあ温泉旅館なので文句は言えない。
買ってすぐ飲む古ワイン。
滓が舞ってしまった。
濁りがあるが皆は気にならない様子。
滓が舞ったことで良さが半減されたと思う。
確かに口当たりは、古いので柔らか。
葡萄はピノでもカベルネでもないとは判るが、品種名までは判らない。
自分の好きなもの以外は全く弱い。
今調べるとAOCはロワールのようだ。
なお温泉旅館の山菜尽くしの料理に、古いフランス赤ワインは合いませんでした。
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