はれひめを買ったつもりだった。
暮れに一袋だけ「はれひめ」と云うミカンを買った。
凄く美味しかったので、今度見つけたら箱買いしょうと思っていた。
そうしたら一箱だけ5kg1,200円と安く売っているものを見つけた。
ただ等級が、◎とよく分からない。
普通は、秀・優・良・〇のランクと思う。
それが◎なんて、見たことがないので一瞬躊躇した。
でもあまり見かけないミカンなので、買うことにした。
家で一つ食べて、瞬時に間違えてミカンを買ったと分かった。
と云うのも種だらけ。
はれひめには、種が無かった。
箱をよく見れば、はれひめではなく、まりひめとある。
私のいつもの早ガッテンだ。
ただ今どきの新品種で種ありは困る。
凄く食べづらい。
でも食べるとこれまた凄く美味しい。
糖度を計るとどれも13%を越えている。
普通のミカンは、11%を越えていれば及第。
12%で可也甘いミカン。
13%あれば凄く美味しい。
それなのにこのまりひめは、15%超なんてとんでもないミカンも時々混じる。
さすがに15%を越える甘さのものは、種があっても食べたい。
ちょっと調べたらびっくりした。
新品種の開発は、数十年の時間と経費が掛かるので、普通国や県などの公共機関が行う。
それなのに、まりひめは大変珍しい民間育種。
それも2005年3月14日に種苗登録されたばかりの新品種。
ここまで新しいと果実が出来るくらい樹が大きくなり、市場に出回るまでかなり時間がかかる。
ネットで調べるとまだ貴重品なので販売価格も2kg 3,650円。
よくあんな5kg箱1,200円で買えたものだ。
きっと販売店で普通のミカンと間違えて値段を付けたのだろう。
こないだの
あまくさと同じだ。
相変わらずラッキー&ハッピーな毎日だ。
品種組合
クレメンチン×南柑20号(温州みかん)
追記
鮮度が落ちると同時に味の落ちるのが早い気がした。
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