この連休中は、生き方が刹那的だなぁ~。
昨日飲んだワインはボルドーで最も高いワイン。
最新の講談社『世界の名酒事典2006年度版』で見る。
70年が31万円。
82年が45万円。
01年でも13万円もする。
ある意味飲んだ87年はこのシャトーにとって、これら以上の伝説的な年。何が刹那的か。
一緒に食べた料理が凄い。
・ヒジキの煮物
・キムチ
・サラダ
・ピーナッツ味噌
・長男が生まれて初めて作ったカレー
このシャトーは、ボルドー右岸ポムロール村にある。
ブドウ品種は、柔らかな味わいのメルローを限りなく100%近く使いなめらか。
カベネル主体の硬いメドックワインとは違う。
このワインの特徴は、そのメルローブドウのせいでトリフのような香りとビロードのような舌触りと云われている。
そしてこの87年、何が伝説的か。
この年、ボルドーではブドウの収穫期に雨が降り散々でした。
ブドウそのものが薄い味。
その上、ブドウに付いた水滴まで発酵タンクに運んではワインが薄まるばかり。
そこでペトリュスでは、ブドウに付いた水滴を除くため、わざわざヘリコプターをブドウ畑に飛ばしたそうです。
勿論、そんなことは空前絶後の出来事でした。
液面は、すこぶる高く全く問題が無い。
コルクも問題無いように見える。
極めて簡単にコルクが抜けた
20年経っているとは思えない綺麗でしっかり
色・香り問題ない
それでは飲んでみます。
濃いラズベリーの香り
まだ新鮮さがある
勿論熟成香も
一口ふくむ。
あれ~、ビロードのような滑らかさは全くない
角ばった、骨ぎすな感じ
メルローと云うより痩せた不完熟なカベルネのよう
飲んだ感じは、1,500円程度のプチシャトー物のよう
生まれて初めて飲むのでこれが本物か判断のしようが無い。
ただ幾ら外れ年て云っても、こんなものか?
ラベルを良く見るとニューヨークの業者が輸入している。
一回アメリカ経由で日本に入っている。
怪しい。
コルクを良く見ると、刻印の
ボトル詰めのスペルが違う。
正確には
bouteilles
それが
blleと省略されている。
完璧主義でヘリコプターまで飛ばす蔵が、こんな手抜きをするか?
これも偽物のモンラッシェがあった
セラーからのワインでした。
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