今日は何の日だっけ?
げげ、やばい4月1日。
人の良い私は何時も騙されるエープリルフールじゃあないか。
本当に気を付けよう。
そう思っていても何時もやられてしまう私。
私同様、騙され易い人のためにせめて私のブログぐらいは本当の事を書こう。
それでは得意中の得意カンキツの品種改良の話。
まあカンキツに限らず果実一般、いや作物全般で新品種を作り出すのは大変な困難が付きまとう。
両親の良い性質を取り出し、もっと良い品種にしようと交配をする。
なのに両親レベルの性質の子供が生まれれば良い方。
多くの場合隠れている不都合な遺伝子情報が表面に出てしまう。
一万に一つの割合が成功確立。 1/10,000
特に果樹は、種から育て実がなるまで何年もかかる。
桃栗三年
柿八年
ユズの大馬鹿15年
などと言われ特に柑橘類の長さが際立ち困難を極める。
そのカンキツの育種で奇跡のような一個の実が今日の話。
今から100年近い昔の1911年アメリカ。
柑橘育種の巨人Swingle先生が、多数の品種交配をし、多くの実を収穫した。
その中に蜜柑の花粉で交配した一つグレープフルーツがあった。
その実には種があり、六個の名前が付けられるほどの質の良い子供達が育った。
(一万分の一の六乗の確立:
1/1,000,000,000,000,000,000,000,000)
その上六個のうち半分の三個までが経済栽培品種に成長した。
まるで一人の母がイチロー、松井、松坂を生んだ様なもの。
早生のオーランド
中生のミネオラ
晩生のセミノール
今日はアメリカ産のミネオラが挨拶にきています。
ミネオラ「美味しいです。食べて下さい。」
今日の嘘は、アメリカ産ミネオラ日本語話しません。
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