昨日のお昼は、会社から歩いて行ける蕎麦屋へ連れて行ってもらった。
後輩のT君やAKIRA君、初登場のテラちゃん・クミちゃんの五人で行った。
その内二人が知っている店だった。
千葉の美味しい蕎麦屋70軒ほどを紹介している本にも掲載されている店だった。
ただしこの本は、成田の初音庵や久呂麦が載っているのはいいが、銚子の島彦や萬屋が紹介されていないので、今一完成度は高くない。
まあそれはそれとして、まずこの店、入口・店内など極めてオシャレ。
今まで色々な蕎麦屋へ行ったが、これほどソバとイメージが異なる店は初めて。
うまく表現出来る文章力は無いが、男女が夜お酒を飲みにくる感じ。
音楽もフュージョンと云うのかよく知らないが、全く場違い。
それでも蕎麦屋らしく、新そばの暖簾。
また席も二人用~数人用に半地下、中二階、二階など細かく分かれ、客同士が顔をあまり見えない用に配置されている。
またクッションが大変硬く高い。
ちょうどあぐらをかく様になっている。
なかなかの店と思って例の本を見ると、オーナーは元銀行OLで、料亭の娘。
どうりでセンスが違う。
まあどんなに店の雰囲気が良くても、店は食べられない。
そばが美味しくなくては、そこで終わり。
私は、蕎麦屋では、通常もりそばの一辺倒。
しかしこのお店、お昼はランチメニューがお得のようで、つい何時もとは違うソバを選択した。
冷たいソバで・新海苔・大根おろし・キノコがトッピングされているもの。
セットで牛スジのドンブリも付けて850円を頼んだ。
キノコは当たり前だが、養殖もの。
ナメコ・舞茸・エノキタケ・ブナシメジ。
キノコではないが、珍しいところではオカヒジキも載っていた。
新海苔は美味しかった。
ソバは、新そばの香りがする。
歯ごたえはあるが、ややボソボソの少し田舎系。
私の好みではないが、美味しかった。
あと牛スジ丼は、良いね。
あまり食べたことがないので嬉しかった。
これで山形へ行かなくても、牛スジを食べる所を確保できた。
蕎麦屋へ行くと、すぐにソバが出てきて、素早く食べ終わる。
そしてとっと出て行く。
だけど昨日の店は、テーブルに備えられたポットのソバ茶を飲み、ゆっくり待つ。
料理も時間が掛かり、結局入店から40分もいた。
くつろげる蕎麦屋で気に入った。
今度は夜に、お酒を飲みながら行きたい店だ。
蕎麦季寄仲かわ
千葉県千葉市中央区富士見1丁目14-5
043-224-2488
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