先輩、イチジクジャムはどの銘柄がよろしいのでしょうか?
あまりイチジクジャムは見かけません。
一銘柄を見つけましたが、ビックリするほど美味しいとは思えませんでした。
もしかしたら手作りなのですか?
先輩はご存知とは思いますが、イヂジクは、日本に大きく二つの品種があります。
普通に果物屋さんで購入するものは、桝井ドーフィンです。
明治の終盤に個人が輸入したもので、それが広く普及したものです。
大きく果物らしい体裁を整えています。
ただ味的には、やや物足りない感じが私にはします。
フランス料理の最後にデザートで赤ワイン煮やコンポートで味を付けて出てくるのには、丁度良い品種だと思います。
この品種は、葉も大きく、切れ目が少なく、アダムやイブが秘部を隠すのに丁度よい形です。
それに対して、日本種と言われる江戸時代に渡来したものがあります。
これは蓬莱種とも云われ、いかにも外国製の名前です。
これは小さい果実で収量も少ないですが、味が良く個人の庭植えとして普及していると思います。
ですから、この家庭で栽培された日本種イチジクを人から頂いて、美味しいと思って、果物屋で桝井ドーフィンを買ってきて食べたら、どうも同じでないとガッカリすることがあるかもしれません。
くれぐれも美味しいイチジクの入手は自宅栽培か人の庭からです。
ところでこの日本種イヂジクは、葉に切れ目が深く、多いのでアダムやイブが使ったらポルノです。
桝井ドーフィン
今日は、山形にキノコ狩りに行きます。
明日のブログUPは帰宅してからになり通常より大幅に遅れると思いますが、お休みはしないので見に来て下さいね。
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