この前、ワタリガニを獲った時に小次郎さんが狙っていたお宝は、ウナギではなく伊勢海老でした。
あの土曜日は、大勢の人が釣りに来ていて、小次郎さんの目指す穴も、既に占拠されていました。
残念ながら慣れない穴では、なかなか上手くいがず、あの時は伊勢海老は獲れませんでした。
そこで今回、夏休みを利用してウイークディーに、伊勢海老釣りに行きました。
台風の影響もあり、波も荒く人出も殆ど無く、拍子抜けするほどでした。
ただし、その穴場は駐車場から遠く、防波堤を沢山歩いたところにありました。
片道45分。往復1時間半も歩きました。
その穴場付近は、波もかなり荒くカニ網が出来ず、今回は小次郎さんの伊勢海老釣りを応援するのみでした。
小次郎さんの話しでは、かなりの確立で伊勢海老が獲れるそうですが、高級な伊勢海老がテトラポットの穴から本当に獲れるのか不思議でしょうがありません。
当日は、特に波が強く、確実に取れるかも不安ですし、雲行きも悪そうなので、雨が本降りになる前に勝負を着けたいところです。17:50、アカイソメを餌にして、小次郎さんご贔屓の穴で伊勢海老獲り開始です。
私はすこともなくカニの写真を撮って遊ぶくらいが、時間潰しです。
この日は台風の影響もあり、波が強く防波堤にも水飛沫が掛かる生憎の天気です。
私はマテガイ獲り、ヒラガイ獲り、ワタリガニ獲りとことごとく雨に当たり、今回は合羽持参で雨は覚悟です。
左の縦の縞模様は、遠くで雨の証です。
だんだん暗くなり、夜行性の伊勢海老の活動が始まりました。
結構エサのアカイソメが食べられます。
18:50 釣り始めてちょうど一時間、小次郎さんがヒットしました。
吊り上げたのは、中型のカニでした。
このカニ、食べられず、タコ釣りの餌ぐらいにしかならないそうです。
釣り針を外すと、このカニ、餌食べたのバレタかとバツ悪そうに、カニのくせして真っ直ぐ早足で逃げました。
18:57 邪魔なカニが退いたせいか、10分もしないで待望の伊勢海老が釣れました。
懐中電灯で照らすと、目が異様に光るのが不気味でした。
また地面に置くと、ぎーぎーみたいな、泣き声ともつかない音を出すのも初めてです。
ともあれ、これでブログは成立するので二人に、安堵の笑みがこぼれます。
19:23 それから30分もしないで巨大な二匹目を吊り上げました。
ただこの大きな伊勢海老は、腹に卵を持っていた為に、小次郎さんの意向で海に戻しました。
本当に優しい小次郎さんです。
それから21:00頃まで粘りましたが、途中で落とした伊勢海老が一匹と悪いカニが一匹ぐらいでした。
当日は、特に波が荒く、何回も仕掛けを引っ掛け失いました。
もし波が普通に穏やかなら、もっと沢山の伊勢海老が獲れたと思われます。
残念でしたが、雨も降る前に、終了にしました。
心優しく、男前の小次郎さんは、一匹しか手元に残らなかった伊勢海老を私にくれました。
本当に気前まで良い小次郎さん。
素晴らしい。
また遊んでください。
よろしく。
追伸 伊勢海老料理は、明日のブログです。
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