いやぁー本当に美味しい。
珍しく手放しで絶賛。
それでたったの120円。
知らなかった。
成田の団子屋があんなに美味しいなんて。
たまたま図書館で本を見ていたら、タイトルが『日本一の団子』という本があった。
私は日本一は一個だから、それで本が出来るなんて凄いと思い手に取ってみた。
そうすると思っていたのとは違い、一銘柄だけではなく全国の選りすぐりの団子を紹介していた。
その本の特等席の中表紙を飾っていたのが今日紹介する後藤だんご屋です。
団子を紹介する前に本を説明すると、サライと云う本物志向の大人向けの雑誌があり、その編集部と本多由紀子さんが編纂したものです。
まあ私は、本が推薦しているから良いなどと鵜呑みにする程、人は良くありません。
あくまで私の舌、ベロが判断の拠り所です。
勿論
ハチノコや
クリムシだって、
ファグラやリードヴォーだって、この舌が違いを判断します。
でも本もプロが書いてるものは、全くハズレと言うことも無いでしょう。
さっそく行ってきました。
うーん何とレトロ。
昭和20~30年代?
成田地区を担当した7年間、何百回と前を通過していましたが、ついに担当中は足を踏み入れていない店でした。
ちょうど昼休みに入店するとお客はゼロ。
聞けば、この時間は皆昼食を取っていて、団子(おやつ)は食べに来ない。
私は持参の本を示し「日本一の団子を下さい。」
「写真を撮るのでこの本と同じ皿にして下さい」と頼みました。
女将さんも練れた人。
言葉も流れるよう。
注文を受けてから焼いた三本の団子が本と同じ皿に乗って運ばれる。
香ばしい焼きたての団子に品の良い甘辛のタレがからみうま~い。
全く不純物が無い味。
シンプルでクリアー。
あまりに美味しく感動し、私も饒舌になる。
ついインターネットで美味しい物を紹介していると話す(しばしば)。
そんなせいかどうか知りませんが、餡団子をサービスしてくれる。
実はこちらの方が人気があるらしい。
ひと口食べてぶっ飛んだ。
以前、伊勢の赤福本店で赤福を食べ、その美味しさから、また食べに行きたいと思っていましたが、もう行く必要がなくなった。
確かに赤福の方が、餡の漉しの密度が細かく滑らかですが、こちらはコクのある滑らかさで旨い。
春にはヨモギの入った草団子だそうで、食べそこなって残念です。
また来年にチャレンジ。
蛇足ながら、毎朝5時頃からその日の分の米を粉にし準備をするそうで、開店中より準備の方が大変だそうです。
手間ひまを惜しまない仕事が150年を超える歴史を支えているのでしょう。
凄いです。
後藤だんご=GODだんご
場所は先週UPした和みの米屋総本店の隣です。
後藤だんご
千葉県成田市上町499
0476-22-2560
不定休
創業1845年
後藤だんごの
草だんご
予告
今週の土曜日、7月1日は私の50歳の誕生日。
大ネタをするので必ず来てね。
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