毎回、キノコ狩りメンバーでの遠征の昼食は、自前のおむすびが定番です。
大体、山中か道端、良くてもパーキングです。
なのに今回は、何故か街中での食堂です。
理由をはっきり聞きませんでした。
いまいち体調の良くなかった私は元気がなく、注意力も散漫でした。
山形へ行く途中、何時も会津若松を通過します。
会津若松は、幕末の白虎隊の話など有名で、鶴ヶ城や会津漆器会館など観光名所も多々あります。
しかし我々キノコ狩りメンバーにとっては、全くの通過点でしかありません。
ですが通過点ながら、何時も目にするミソかつの大きな看板は、気になっていました。
今回の昼食は、豪勢にもそのとんかつ屋でした。
店の正面は、小さくあまりお客さんが入りそうに見えませんが、駐車場も広く車も多く停まっています。
店から出てきた人に話を聞いても、「美味しい、時々来る」と期待が出来ます。
店内は、外から見たより広く、また民芸調で大きな木彫りのお面などがあり、とんかつ屋としては平均以上の雰囲気です。
メニューはこんなです。
値段を見ても特にみそかつを食べてもらいたいとヒシヒシと伝わってきます。
勿論、私も他の人たちもみそかつを頼みました。
見て頂ければ分かるように、ソースのかかった豚カツの付け合せは、ブロッコリーとジャガイモ。
何か閃かないですか?
この皿はフレンチを模しているのです。
豚カツの相棒は、キャベツの千切りと決まり切っているのに、あえてそれを避けてキャベツは別皿のサラダで提供です。
料理にポリシーがある。
この店は骨がある。
私は気に入った。
特に米食い人種の私は、本当に美味しいご飯を出す、また食べ切れない程の量を出す、このお店が初めてで好きになった。
小皿の揚げナスも美味しかった。
(私は知っている。揚げナスをすると油が綺麗になることを)
あとカツの右上の方を見てもらいたいのですが、結構茶色が濃いでしょ。
これは高温で揚げている証拠。
衣も硬く揚がり、私は最近の低温の綺麗な色の豚カツが嫌いなので嬉しかった。
お腹の調子の良くなかった私ですが、お米以外残さず食べました。
また機会があれば行きたい店です。
尚一人だけ別メニューを頼んだ味のカリスマIさんは、煮込みソースカツ丼を食べ、我々のみそカツより美味しいと言ってました。
Iさんも大きな丼を完食して、お腹が苦しいと暫く言ってました。
今度はそれも試してみたいものです。
ご馳走様でしたIさん。
とんかつ番番
0242-27-6327
福島県会津若松市東千石2丁目1-32
地図
(文字数1,023)
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