ジャニーズ系の顔、神のような指業のテクニャンのSさんが、天麩羅の次に二次会を誘ってくれました。
本当なら行きたかったのですが、マテ貝採りに行くには、早起きをしなくてはなりません。
残念でしたが、今回二次会を断ったので、また次回誘ってください若いママさんキラーのSさん。
本題
嫌な予感はしていたのですよ。
昨日マテ貝採りに行かなくては、暫く行けない。
再来週は、山形へ竹の子取りだし、その先は見えない。
昨日はザアザアの雨。
たが私はそんな天候で、貝採りを躊躇するような柔な性格ではない。
ただ問題は,何処へ行けば、マテ貝が確実に採れるのかわかっていない。
マテ貝は、今まで一回も採ったこともなければ、意識したこともなかった。
ただ最近TVでマテ貝採りを見て&他人のブログを見て勝手にその気になっていた。
その為に、準備は着々進めていた。
わざわざ左官用の鍬を購入した。
塩を振り掛けるサラダドレッシング容器を購入した。
塩が無くなるとマテ貝採りは終了なので、補充用の塩をペットボトルに用意もした。
知識も入れた。
マテ貝の穴は、楕円。
一個いれば、近くにもいる。
貝が穴から出てきたら、身を掴むのではなく、殻を掴む。
一度逃げられると、深く潜ってるので掘り出せない。
内湾にいる。
砂が無い貝。
バター焼きがうまい。
でも何処へ行くか。
一番期待できるのは、袖ヶ浦海浜公園。
インターネットでもアサリ・マテ貝とある。
ブログでも採った記事が見られる。
ただしここは家から遠い。
高速を使って木更津ICまで行かなくはならない。
金も掛かるし、時間も掛かる。
もし一人でこんな雨の中、そんな遠くまで行って、収穫ゼロでは洒落にならない。
そんなことを悩んでいたら、今年の5月に幕張の浜で、マテ貝を採っていたという貴重なブログを見つける。
幕張なら30分も掛からず行ける。
高速料金も片道350円。
地理も分かる。
と云う事で幕張の浜へ行ったのですが、凄い雨。
かなり強かった。
普通に傘をさしていても膝から下はびしょ濡れ。
流石にこんな天候で貝採りなどをのん気にしてる暇人はいなかった。
右を見れば誰もいない。(右に見えるのがマリンスタジアム)
左を見れば、遥か遠くに親子3人が防波堤で海草を取っていたのみ。
1km以上の浜で、貝を採っているのは私だけ。
私は合羽も見当たらず、傘をさしての貝採り。
悪いことに、いくら探してもマテ貝の殻がない。
普通、生きた貝が見つからなくても、その何倍もの貝殻が見つかる。
本当にマテ貝は、いるのだろうか?
砂に開いた穴は、いくらでも見つかる。
持っていた鍬や小型のスコップで、表面の砂をそぎ本当の形を見ようとする。
マテ貝なら楕円のはず。
だが強い雨で砂が濡れて柔らかく、表面の砂をそぐと、ますます穴の形が分からなくなる。
そうなれば無差別攻撃。
絨毯爆撃。
穴という穴に、塩を振り掛ける。
面白いもので、色々の反応がある。
思い切り20~30cmも潮を吹く穴。
一回水が満ちて、溢れる穴。
全く変化の無い穴。
だが一時間に100個以上の穴に塩を振りかけてもマテ貝は見つからない。
殻すら見つからない。
とっくに干潮時間は過ぎたが、1km以上の浜で、一人ぼっちに無為の時間が過ぎる。
右手に傘、左手にはスコップ入りのバケツと鍬。
気持ちはブラックホールを抱えているよう。
雨も止まず珍しく弱気に「今日だけアンラッキー&アンハッピー」。
そんな二時間を過ぎた時、やっと一個マテ貝の殻を見つけた。
本当に綺麗と思い嬉しかった。
それでも諦めきれないで、無差別塩まき作戦を続けて、ふと振り返ると、何とマテ貝が殻の半分以上を仰け反らして、出ている。
思わずゲット。
半狂乱。
そうしたら、近くで小さく顔を出しているマテ貝がもう一個あった。
これは少ししか顔を出していないので、もう少し出てくるのを待っているうちに、穴に入り込まれた。
アチャー。
こうなると深く逃げたので、取れないと書いてあった。
でも確実にその穴にいるのは分かったので、地球の裏側まで掘るつもりで、小型スコップで掘る。
そうしたら10cmも掘ったら簡単に採れたので拍子抜けした。
その後1時間ぐらい粘ったけれど、結局この2個のみ。
でも生まれて初めてマテ貝が採れたので、本当にラッキー&ハッピーでした。
夕食後、反省の意味も込め、再度インターネットでマテ貝採りを調べる。
そうすると潮を吹いたり、水が溢れるのはマテ貝がいる証拠。
またマテ貝採りの全てのサイトで、表面の砂を取るとなっている。
表面の砂を5~10cm取るのは、表面に近づくに従い、穴が小さくなっていて貝が顔を出しづらいからだと類推される。
この手間を惜しんだばかりに、マテ貝を採り損ねていたことが判明した。
必ずリターンマッチだマッチ貝。
(1,700文字ぐらいあります)
2007年の
マテ貝採りは大収穫
ヒラ貝採りは、大物がばっちり
見て!
天然のキノコ狩は最高です。
穴場の
アサリ採り
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