今日は強烈かもしれない。
6月4日を待っていたネタ。
勝手に6月4日はムシの日です。
(2007年も虫の日やります)
ですから今日は、栗に入っていたウジ虫を集めて食べた話。
以前、信州の
蜂の子の缶詰をUPしました。
この蜂の子は、信州限定かもしれませんが、同じくUPした
イナゴは結構広い地区で食させています。
虫食は、世界に目を広げれば幾らでもあるでしょう。
オーストラリアのアボリジニが食する芋虫は、美味しいらしい。
東南アジアや中国には数え切れないくらいあるはず。
イタリアには、チーズに蝿の卵を産ませ、その蛆虫が孵って、チーズと一緒に食するものもあると聞く。
ナマコ・ホヤだって、外国人から見たら似たりよったりだろう。
以前イギリスのチャールズ皇太子が、外国訪問して食べられなかった物として、アラブで出された羊の脳と日本のイカと答えていた。
外見・イメージに惑わさせてはいけないことは、心すべきだ。
今日のネタの栗虫は、イタリアのチーズうじ虫から思いついた。
イタリアでチーズに生まれたうじ虫を食べ始めたのは、チーズしか食べていないので、きっと美味しいと思ったグルメ心が恐怖心に勝ったから。
またはチーズを食われた腹いせにその虫を食ったのが始まりだろう。
まあどちらにしろ、イタリアで今もそのチーズうじ虫を食べ続けてるところをみると本当に美味しいに違いない。
それなら美味しい栗に入っている、栗うじ虫だって美味しいに違いないと私は考えた。
昨年秋に、宮城県の妻の実家から生栗が大量に送られてきた。
固い皮に虫が潜む小さな丸い穴が開いているものを探す。
そうすると、何個かは穴開きのものが見つかる。
今までは、そのような栗は茹でもせず、即座に破棄していたが、今回は反対にそれを探していた。
今まで捨てていたので、栗むしの正体を今までじっくり監察したことがなかった。
穴開き栗を丁寧に外皮を剥いていく。
そうすると、粉状の栗虫の糞と穴だらけの栗。
虫も結構な数がうごめいている。
出して一個づつにすると、まったく信州の蜂の子そっくりな物。
丸こくって可愛い。
そこで今回は特別に動画でUPしますので、皆様も一緒によく見てくださいね。
結構、可愛い動きですよ。
それで食べ方ですが、何時も言っているように、物を味見する時は、基本はその物をpureに味わう、生で食るが本命。
でも流石に、寄生虫や病原性の問題もあるだろうから今回は一歩譲って茹でました。
試食
結構小さいので、5~6匹をスプーンですくって、そのまま口の中へ。
噛むとプチプチする。
イクラに似た破裂感。
でも皮が少し硬いので、口の中にくり虫の皮が残る。
味は、これが当り前ですが栗の味。
正確には、あまり甘くない栗クリームです。
ケーキのモンブランに掛かっている、ソーメン状のクリームありますよね。
あれの甘さ不十分の感じ。
集めて甘露煮にしたら結構商品力あると思うのは私ぐらいでしょうか?
是非秋に皆様にも試して頂きたい季節の味です。
動画を見たい人は、
蛇足ながら他に食べたうじ虫は、キノコと白菜です。
ところで今日の昼食は虫食?
ざざむし
これも動画 →
オムレツ
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