イヤァー昨日は、すっかりお昼をご馳走になってしまった。
4月から新しく担当になった八街市のMさん。
この前も生のコーヒー豆をもらったお方。
昨日はお手製の蕎麦を食べさせてくれると云うので、お言葉に甘えてうかがいました。
それではトンでもない話の数々を披露しましょう。
まず蕎麦粉は、熊本県の肥後産のものを取り寄せ。
冷蔵保存しているものを見せてもらいましたが、10kg単位でちょくちょく注文している。3月日付けと4月日付のものがありましたが、昨日は新しい4月のものをわざわざ使用してくれました。
また昨日はニッパチ蕎麦で、2割の小麦粉は香川県から讃岐うどん用のものを取り寄せて使用。
これで打ったうどんも美味しいとのこと。
蕎麦に大切な水が凄い。
井戸水。
それも井戸の深さは普通30mが標準。
八街では40m位が標準のところを80mにしている。
雨や大水でも全然水が濁らない。
当然、凄く良い天然水。
外で蕎麦を茹でるためにガスボンベ・バーナーまで用意は凄い。
でも考えらないのは、その茹でた蕎麦を洗う業務用キッチンが外に備えつれられている。
丸いシンクで蕎麦を洗い、その左の小さい四角のシンクに氷を張り、麺を〆る。
すぐに蕎麦屋が開店できる設備が整っている。
Mさん本人も成りきっている。
白ズボンに白衣。
どうも見ても、商売人のようたが全く違う本職。
ここまで凝る人は全世界に一人もいないだろう。
そのMさん自ら、蕎麦を茹でてくれました。
(野立ての茶会よろしく、外にテーブル・椅子を出し食する)
含水率43.5%。
細め。
茹で上がっても青みがしっかり。
香りがあり、だしの利いた、濃い汁によくあう。
まず私一人分を茹でて頂ける贅沢。
(1皿目)
その後、Mさんと奥様分を茹でる。
その間に、私は自分の一皿を完食。
Mさん分が茹で終わったので、厚かましくも一皿分のお代わりを申し出る。
そうすると、私に茹で方を勧める。
早速、タイマーを1分にセットして、大きな鍋に麺を広げるように投入。
麺箸は、我家にもある私の指の太さの極太麺箸。
お湯が大量なので、麺が気持ちよく泳いでくれる。
アッと云う間に1分。
すぐに2~30Lはありそうな、業務用シンクで洗う。
丁寧に揉みながら、打ち粉を落とす。
そして氷水で〆る。
思わず、冷たくて自分の指も〆られる。
これも美味しくてアッという間に完食。
(2皿目)
折角だからと(私が言う)、もう半皿食べた。
蕎麦湯も美味しいので4~5杯飲んだ。
そしてお土産に、また生のコーヒー豆まで頂いた。
お客様にここまでして頂いて良いのだろうか?
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