上 2005年12月 下1982年5月
今日は、我々キノコ狩りのビジター会員、成田市に住むKさんをヨイショします。
このKさんは、忙しいお仕事のために、キノコ狩りは年1回10月の体育の日を含めた日・月(ハッピーマンディー)しか参加出来ません。
このKさんは、数年前、初めて参加したキノコ狩りでいきなり、大物の本シメジをビギナーズラックでゲットしてから、キノコ狩りの面白さに目覚めました。
勉強熱心な性格で、その後はキノコの図鑑を購入し、毎年キノコの収穫量・種類を確実に増やしています。
このKさん、実は大変な男前で歌舞伎役者のよう。大きな瞳、深い彫り、黒々した太い眉。
Kさんがキノコ狩りに参加すると、女性陣が色めき立つのが分かります。憎いねー色男。
初めて参加した時、4COさんは自分の娘の結婚相手にどうかと思い聞いたほどです。
残念ながら妻子持ちでしたが・・・・。
またこのKさん、めっぽうお酒に強い。大学生の時に、北海道の牧場でアルバイト経験もあり、体も筋肉質で大きく、幾らでもお酒を飲むし、酔わない。
その上、舌が肥えているので日本酒の銘柄にもうるさい。
12月7日の『東洋美人・大吟醸』も、Kさんから頂いたものですし、今回の「田酒・山廃純米」もKさんからです。
顔がきき入手ルートも確保している「十四代」も用意してくれましたが、私は好みが違うので「田酒・でんしゅ」を貰いました。(上のラベル)
日本酒好きの皆様は、「田酒」良くご存知と思います。
青森県を代表する有名な純米酒です。
実は「田酒」が有名になった経緯を私は覚えています。
今から24年前の話です。
その年の田酒のラベルが下の写真です。昭和57年5月=1982年
当時はまだ純米酒が少なく、探して飲む感じでした。
ですから、その当時少ない純米酒のなかで、特に美味しいものとなれば、お宝を発見したみたいな嬉しさです。
この「田酒」、特選街という雑誌の日本酒のランキングで純米酒の1位になったのです。
この雑誌はいささか、提灯記事みたいな感じもありましたが、聞いたことも無い地方の酒「田酒」を発掘した功績は、大だと思います。
ただ残念ながら、青森の地酒ブームは生まれませんでした。(新潟みたいには行かず)
他にも上位に選ばれて、今も残っている銘柄・消えた銘柄それぞれです。
もらった田酒・山廃仕込の感想
しっかりした深みのある酸味
酸味に何層もの重なりを感じる
米の旨味のエッセンスが出ている
しかし押し付けがましくなく上品にまとまりあい舌にやさしく、しみじみ旨い
私は冷でしか日本酒を飲まないけれど、ぬる燗でもおいしいのだろうと思う
非常にまろやか
吟醸酒のようなエステルではないので自然な味わい
絶賛です
会社の寺ちゃん、貴方の飲んだ「田酒・山廃」痛んでいました。
今回、色も無ければ、強烈な個性的な味などしませんでしたよ。
ドキドキしながら開栓して損した。
「田酒・山廃」いいお酒でした。口に合いました。
Kさん、ありがとうございます。
催促してるわけではありませんが、何時でもまた受け付けます。
charmyyさん、田酒で亭主、喜ぶ! ちょっと苦しい。
(文字数1,251)
お奨めページへ行く 本日ページに行く