建物が新しく洒落ている。
書かれた店名も思わせぶり。
一階では豚肉加工の様子が見える。
ソーセージを作っていた。
昼のメニューは、豚肉のしゃぶしゃぶと塩胡椒焼きのみ。
店内に入ると8割方の客はしゃぶしゃぶを注文していた。
しゃぶしゃぶは、一人ずつ卓上カセットコロンに小鍋が乗り、各自で豚肉を調理する。
複数客でも、一人一つのカセットコンロ。
折角の鍋料理の同じ鍋をつつくと云う行為を通して生まれる一体感はない。
またしゃぶしゃぶの最後に、スープに出た旨味を生かし雑炊をするオプションもないようだ。
店側は、食材を提供はしているが調理はしていない。
ましてこの夏場にメイン料理が鍋か?
私は塩コショウ焼き定食を頼む。
これが薄い肉で、かつ焼き目もない煮えたような肉。
作り方を見ると、テフロンフライパンに油を早々に落とし、肉を並べ加熱し、適当に引っくり返している。
火が通れば出来上がり。
あげくに、冷たいぽん酢を掛けて召し上がれだって。
焼き目もない、冷めかけた薄い肉に冷たいぽん酢を掛け、何が塩コショウ焼きなのだろう。
建物や食材は良いが、全くのど素人料理。
これで1,000円(税別)は如何なものか。
同じ1000円の豚肉料理
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