今回の静岡訪問は、色々なミカンを見られて本当に楽しかった。
つい珍しい品種を買った。
この麗紅は、2004年に種苗登録されたまだ新しい品種。
初めて食べる。
育成には、吉岡さんも関係したようで、育成関係者の二番目に名前が見える。
交雑組み合わせは少し複雑で、母親が(清見×アンコール)、父親が(No.5×マーコット)と言う事らしい。
外皮は、硬くつんだ感じがするが艶やか。
なかなかの美人。
重さは191g、ミカンとしては大きい。
この個体は無核だったが、もう一つは種子が7粒程入っていた。
またその種子は、文旦クラスの大きさ。
ちっと問題。
外皮は薄いが硬い。
でも剥離は容易。
また内袋もしっかりして、噛む感じ。
ちっと飲みこみづらい感じもするが、貯蔵性は反対に良いだろう。
それにしても美味しい。
糖度も13%を越え、申し分ない。
新鮮さと酸味が和し、香りもオレンジ様で素晴らしい。
たっぷり滴る果汁。
最近購入したばかりの優良品種・津乃輝より美味しいと思った。
5個500円だった。
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