人生50年以上生きてきて、初めて料理教室へ行った。
私はうなぎが大好きだ。
だがもっと好きなものはフォアグラ。
ガチョウや鴨(正確にはアヒル)に強制的に餌を食べさせ、肝臓を病的に肥大化させた物がフォアグラだ。
世界三大珍味の一つで、フランス産が有名。
ほとんどバターのような脂肪の塊。
独特の香りがあり、その美味しさからヨーロッパの王侯貴族に食べられていた。
このフォアグラ、加工された物もあるが、やはり生、フレッシュな物でなくては本物の味はしない。
勿論高価な物なので、レストランでも高いコースでなくては食べられない。
まして料理教室でフォアグラを取り上げるなんて見た事も聞いた事もなかった。
見つけた時は、即申し込みを行った。
参加した感想を一言で言うと大感激。
生のガチョウと鴨のフォアグラ二個を使い説明。
フォアグラのコンフィー
フォアグラのムース
黒トリフを使った
フォアグラのプリン
を作り食べる。
これとは別に鶏の白レバー丼も習い食べた。
ここでもずっと気になっていた白レバーの事が氷解した。
最初にロゼの発泡酒があり、最後はデザートとフレーバーティー。
今までフォアグラが大好きだったが、より一層深い知識と料理法を学び、自分でもやってみようと思う。
著書もある有名な講師に、12名の小さなクラスだった。
何回か参加したことのある同じテーブルの女性が、私を見て男性参加は初めてと珍しがられた。
勿論、残りの生徒全員女性。
ただ私が初対面の方への何時もの質問「人生最後に何を食べたい? 」を連発し、テーブルは笑い声に包まれ、大いに盛り上がった。
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