この前会津へ行ってすっかり郷土料理の棒だらの煮物が好きになった。
同じ干魚の煮物でも、身欠ニシンより上品な味。
元の魚が白身だから、干物にしても上品さを継承している。
やや淡泊と言えるかもしれないが、その分くどくないので、あとを引く。
ポルトガルにも、干しタラの名物料理がある筈だが、まだ食べた事は無い。
今回会津で食べた棒たらの煮物は、骨まで柔らかで、骨が喉に刺さる心配もなくカルシューム補給に役立った。
是非自分でも棒たらの煮物を作ってみたいと、喜多方のスーパーに棒だらを買いに行った。
そうしたら調理済みのパックも一緒に売っていた。
それなら見本と言う事で、両方とも買い求めた。
重さは違うのに、値段は両方とも680円だった。
今日の弁当に市販品の棒だらの煮物を入れ、味わった。
色は濃いが、魚の味そのものは、控えめ。
味は醤油・砂糖がメイン。
私はこう云うシンプルな味付けの物も大好き。
ただ考えるに、棒たらそのものが結構ニュートラルなので、梅干しなんか煮る時に足して酸味のアクセントを付けるともっと面白いかもしれない。
今度料理する時は、色々考えて面白いものを作ってみよう。
ホワイトシチューの具に使えるかもしれない。
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