今日は大雨だというのに千葉から栃木県まで300km近くも走ってしまった。
天然うなぎは、少ないので貴重。
なかなか食べる事は出来ない。
その天然うなぎでもまるまる太り、産卵へ向かう下りうなぎは、季節も秋限定でうなぎ好きでも、食べた人はめったにいないだろう。
以前TVでその天然下りうなぎの放送で、このブログの写真が使われたことを覚えているだろうか。
あの下りうなぎは利根川産だった。
なかなか美味しかったが、利根川は日本一の大河で雄大だが、清流と言う訳にはいかない。
そこでアユの生息する清流の下りうなぎを食べてみいたと思っていた。
以前よりお願いしてあったヤナから、下りうなぎが採れと連絡があった。
ただキノコ狩りや墓参りで忙しくなかなか行けなかった。
そしてどうにか今日、やっと行くことができた。
それにしても面白い。
今年の夏は暑くて、雨も殆ど降らなかった。
うなぎは大雨の後の増水時には採れるが、今年は雨が降らないので極端な不漁と言っていた。
それが台風9号以降の雨のせいで、どうにか採れ私が当初連絡を貰った時は、1kg 9,000円と言われ、一番小さなうなぎでも550gあり、一匹買いを依頼された。
また調理に時間がかかるので、うなぎは前日までの予約、連休中は数日前に欲しいとも言われた。
昨日、予約の電話を入れると急に天然うなぎが大量に採れ、特別にうな重を養殖うなぎと同じ2,000円で出すと言われ、どうしても今日行かざるを得なかった。
利根川産の天然下りうなぎは、うな舟で食べた時も美味しかったし、おくまやで白焼きを買い、自宅で調理しても良かった。
それが今日食べたうな重は駄目だった。
まずうなぎのかば焼きの本質が判っていない。
蓋を開けると、いきなり山椒が掛っていた。
私は通常うなぎに山椒を掛けない主義。
これでは山椒の香りでうなぎ本来の香りがマスクされてしまう。
それに下りうなぎは、皮が厚く固い。
皮目をカリッと通常より強く焼かなくては、食べられたものではない。
その上、焼きが下手なので、皮と身が離れそうになっていた。
確かに身は、臭みもなく、脂も乗っていたが、タレも佃煮風でいまいち。
幾ら元のうなぎの質が良くても、これではガッカリ。
これでは、うなぎ専門店で食べた養殖うなぎのうな重の方が格段に美味しい。
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