多くのジュースが濃縮還元タイプ。
一旦果汁を煮詰めて、ジャム状にして保存。
スペースも取らず、保存・移動に極めて便利。
出荷時、その都度水で割り、ボトルに詰められる。
ただ香りや風味で、濃縮しないストレートタイプにはかなわない。
当然ストレートタイプは、値段が高くつくが、それはしょうがない。
この前買ったリンゴジュースは、希望の雫という名前。
元々は、台風で落下したリンゴを集めジュースにしたのが始まり。
ただそれでは不良品処分のよう、今は流石にラベルに名前の由来は書かれていない。
飲むと非常にマイルドで、癖がない。
濃縮還元ジュースの作られたような味とは全然違う。
原料名に酸化防止用のアスコルビン酸も書かれていない。
酸素を断った密閉搾りという特殊な製法で作られている。
甘さも控えめなので、思わず計ってみる。
糖度12.5%。
加糖もしていなようだ。
濃縮還元果汁を飲み慣れた舌にはちっとマイルドだが、自然な風味が優しい。
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