以前私が千葉県在住だからと云う事でピーナッツバターの銘柄推薦の依頼があった。
その後ちょっと意識していたが、あまりお勧めがなく心苦しい。
八街や富里など落花生の本場には、数多くの専門店があり、自社ブランドのバターピーや柿ピー、勿論焼いたピーナッツを扱っている。
知らなかったが、それらの店で扱われているピーナッツバターは外注品。
ほんの数社のピーナッツバターが流通しているようだ。
もともとピーナッツバターの原料豆は、等級的に下位のものを使っている。
当たり前と云えばそれまでだが、摺り潰して作るのだから小さくて、不格好なもので十分。
その方がコストを抑えられ、販売価格も低くなる。
各ピーナッツ屋で選別して、普通に売れない下位の豆がピーナッツ原料と集められているようだ。
だから各店で売っているピーナッツバターが外注品になっている。
あと市販のピーナッツバターを勧められないもう一つの理由は、ピーナッツ以外の物が含まれていること。
砂糖や塩もあるが、一番はショートニングだ。
これはマーガリンなどに含まれる添加物。
私の欲するところではない。
それでは依頼のピーナッツバターの回答ですが、私のお答えは食べる時ごとに自分で擂り鉢で潰すことをお勧めします。
市販のピーナッツバターは、白味噌様の色をしていますが、これは渋皮ごと潰しているから。
渋皮も剥いてから潰せば、白い綺麗なピーナッツバターが出来るでしょう。
砂糖はあとからお好みで。
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